化学分析・環境計量証明

絶縁油中の微量PCB分析

絶縁油中の微量PCB濃度の測定について

保管あるいは使用されている電気機器等に微量PCB混入の可能性があります・・・

ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法施行令の一部を改正する政令が閣議決定され、微量PCB汚染が確認された廃電気機器等(※)の処分の期間は平成39年3月31日まで延長されることになりましたが、期限間近にあわてることの無いよう、現在使用中、廃棄予定、保管中の電気機器等の絶縁油のPCB含有量チェックをお勧めいたします。

※廃電気機器等について、機器ごとに測定した当該廃電気機器等に封入された絶縁油中のPCB濃度が処理の目標基準である0.5mg/kg以下である時は、当該廃電気機器等は、PCB廃棄物(特別管理産業廃棄物)に該当しません。

価格表
(2015年8月17日改訂)
分析方法 必要量 下限値 納期 税込価格(1検体) 最少検体数
環境省マニュアル2.1.2(簡易測定)
(油種指定なし)
約10g 0.15mg/kg 3営業日から 11,000円から
(うち消費税1,000円)
1検体から
環境省マニュアル2.1.4(簡易測定)
(JIS1種及び7種)
約10g 0.15mg/kg 4営業日から 13,200円から
(うち消費税1,200円)
10検体から
環境省マニュアル3.3.1(迅速判定)
(JIS1種)※他の油種は追加料金
約10g 0.30mg/kg 1営業日から 11,000円から
(うち消費税1,000円)
25検体から

「絶縁油中の微量PCBに関する簡易測定法マニュアル(第3版)」(環境省)に規定された方法で分析いたします。

注1)上記料金には、分析費、報告書作成、サンプリング器材、サンプリング手順書が含まれます。
なお、お客様が採取された試料の送料につきましては、お客様ご負担でお願いします。
注2)納期はサンプル到着日の翌日から起算しています。分析の状況に応じて遅れる可能性もあります。
※1)御用命があればサンプル採集からお承ります。
なお、サンプル採集及び移動分析車による測定・判定につきましては、別途料金がかかります。

お申込み方法

申込書ダウンロード FAX e-mail
PDFファイル エクセルファイル 04-7184-3674(担当:小池) bunseki@ceresco.jp

※お申込み方法:申請書をダウンロードし、ファイルに直接記入、もしくは印刷して記入後、FAXかメールにて送付ねがいます。
※分析に関するお問い合わせ、ご質問など御座いましたらご遠慮くご連絡ください。

ご依頼から報告書送付までの流れ

 

廃重電気機器等に封入されている絶縁中の微量PCBの測定方法

参考資料:微量PCB混入廃重電機器の処理に関する専門委員会(第6回)配布資料より

当社では、廃重電気機器等に封入されている絶縁中の微量PCBの測定方法に沿い、環境省から公開されているマニュアルに記載された以下のラインアップでPCBの含有量チェックを行います。

簡易定量法

環境省マニュアル2.1.2(油種の制限はありません)
 加熱多層シリカゲルカラム/アルミナカラム/キャピラリーガスクロマトグラフ/電子捕獲型検出器(GC/ECD)法

環境省マニュアル2.1.4(JIS1種及び7種の油限定法です)
 ゲルパーミエーションクロマトグラフ/多層シリカゲルカラム/キャピラリーガスクロマトグラフ/電子捕獲型検出器(GC/ECD)法

迅速判定法

環境省マニュアル3.3.1
 高濃度シリカゲルカラム処理/フロースルー式免疫測定法(バイオアッセイ)

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